2005年4月20日
桃井さんの一人芝居
4月5日に観たので、もうずいぶん日にちが経ってしまったけど、その後何かにつけ、あの舞台はなんだったんだろう?と考えたりする。
「なんだったのだろう」もなにも、これが演じるプロの技とプロの身体だ!とまざまざと見せつけられたことは間違いない。
「いまさら練習した手口を見せても面白くない。お客側が真実をみつけて」というような桃井さんのコメントを以前ネットニュースで読んだ。そのコメントは、I ask Uのことで頭の大部分がやられている私にとっては、まさにもう我が意を得たり!だったわけで。
なにが面白くてなにが面白くないか、観る側がどう観るかで決まる。アンタが面白くないって思ってることって、ホントにつまらないことなの?ってのがI ask Uで語りたいことのひとつなのである。
面白いと感じるようにお膳立てされたものにしか面白さを見出せないのって、どうなのよ?と。
そんなわけで、モロモロ期待して観に行った桃井さんの舞台。
う〜ん。…う〜ん。
巧い。とにかく桃井さんはプロなんだ。いまさら練習なんかしなくたって堂々とできちゃうくらいプロだった。
即興?どこが?と感じるくらい。
破綻もなく、失敗もなく(別に失敗を期待してたわけじゃないけど)落ち着いて観ていられた。
ジャズミュージシャンの即興のようなものなんだと思った。
舞台の左手には2人のジャズプレイヤーがいて音楽をつけていたし、そういうことなんだ。
基礎や土台があり、訓練され技術もあり、その上での即興。
観客は自分には到底できそうにない表現力を前にし、圧倒され、それに身を委ねるという味わい方。
I ask Uは、それとはちょっと違う味わい方になるだろうなぁ。(記/粟村)
2005年4月20日 01:34
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://tdtv.heteml.jp/mt246/mt-tb.cgi/121

